大東建託といえば賃貸住宅のイメージですよね。
しかし、倉庫や事務所を仲介する立場の僕らにとっても結構関わりが多いんです。
今日契約した倉庫の物件も実は「大東建託」の物件でした。
この図面は大東建託さんの倉庫。
価格帯、サイズから考えてもお客さんのニーズにマッチした物件が多いです。大東建託さんに限ってでもないですがアパートやマンションは新築物件がたくさんですが、倉庫の新築物件ってほぼ皆無。新築でアパートを建てるくらいなら、事務所付き倉庫を新築で建てていただくほうが需要があるのではないかと思ってます。(大東建託さんでも倉庫の新築物件はやりません。)
新築でアパート・マンションを建てるのは投資目的でなく、相続税対策。大東建託もそれで大きくなった会社。
現金をそのまま残して遺族が相続すると、相続財産の評価額は現金(または預貯金)の額そのままです。そこで土地や家屋を買うことで相続財産の評価額を下げることができます。(アパートやマンションなど新築物件の場合、固定資産税評価額は建築費の70~60%)相続税が抑えられるのは確かなんですが、ローンを組んで建てる=借金を残すことになります。
新築のアパート・マンションのメリット・デメリットを簡単に言うと
メリット=相続税対策 デメリット=借金を残すことになる。
借金を計画どおり返済するには、空室状態を減らすこと。正直、アパート・マンションよりもこの大東建託さんのような倉庫物件のほうが空室率が少ないような気がしてます。
コンスタントに仲介している物件が大東建託さんの倉庫物件。相続税対策の選択肢がアパート・マンションだけではない。倉庫もありなんだよってことを思っているのであります。