葛飾区ってどんな場所

葛飾区の面積は34.80ｋm²　23区の内7番目。人口約46万人。「葛飾」と聞いて思い出すものと言ったら、『男はつらいよ』シリーズの主人公の「寅さん」もしくは漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の「両さん」などに代表される下町イメージが強い街です。産業の面もイメージ通りで約2500件事業所（工場・作業所）があり 日用消費財や生活雑貨を作る会社が多く、事業所あたりの従業員数は５．５人と小規模の工場、いわゆる「町工場」で占められていることも大きな特徴。用途地域の割合は住居系6割、工業系3割になっており、日本板紙跡地に「イトーヨーカドーアリオ亀有店」三菱製紙跡地には、平成25年4月に東京理科大学・葛飾キャンパスになり、大規模工場は姿を消しているように賃貸の倉庫・工場のメインは住居地域の100坪以下の物件になります。

葛飾区の交通アクセス

□鉄道
■JR東日本
　・常磐線（各駅停車）　亀有駅 - 金町駅
　・総武線（総武本線）　新小岩駅
■京成電鉄
　・本線　堀切菖蒲園駅 - お花茶屋駅 - 青砥駅 - 京成高砂駅
　・成田空港線　　京成高砂駅
　・押上線　　四ツ木駅 - 京成立石駅 - 青砥駅
　・金町線　　京成高砂駅 - 柴又駅 - 京成金町駅
■北総鉄道
　・北総線　　京成高砂駅 - 新柴又駅

□主要道路
■高速道路
　・首都高速道路 (C2) 中央環状線
　（小菅ジャンクション - 小菅出入口 - 堀切ジャンクション - 四つ木出入口 - 平井大橋出入口）

■一般道
　・水戸街道（国道6号）
　・東京外環自動車道（国道298号）
　・環七通り
　・蔵前橋通り
　・平和橋通り
　・奥戸街道
　・柴又街道
　・岩槻街道（東京都道307号王子金町江戸川線）
　・東京都道314号言問大谷田線
　・東京都道451号江戸川堤防線
　・東京都道467号千住新宿町線

葛飾区　倉庫・工場　主要エリア

水元（みずもと）東水元（ひがしみずもと）

葛飾区の北部。中川を向こう岸は足立区大谷田。大場川を挟んで埼玉県八潮市大瀬と隣接。水元公園をさらに東に進むと埼玉県三郷市。国道6号（水戸街道）で千葉県松戸市につながってます。最寄り駅が常磐線「金町」京成電鉄金町線「京成金町」もしくはつくばエクスプレス「八潮」ですが、徒歩では距離がある。そのような立地条件ですので、バスやトラックなどの駐車場（貸地）が意外と多い。葛飾清掃工場、岩槻街道（東京都道307号王子金町江戸川線）沿線が準工業地域に指定されている以外は住居系の地域に指定されているように戸建ての住宅が多い。そのような環境ですので、小さな工場や一括駐車場を探すなら狙い目のエリアかもしれません。

奥戸（おくど）高砂（たかさご）細田（ほそだ）

環七通りが南北に走り、奥戸街道が町を東西に横切り葛飾区の主要幹線道路がクロスしており、もともとは中小の工場が多い土地柄。用途地域も準工業地域に指定されている箇所も多く、「森永乳業東京工場」などがあります。現在その多くは住宅が多いものの、小さな「町工場」が賃貸物件として募集されることがあります。

立石（たていし）四つ木（よつぎ）東四つ木（ひがしよつぎ）

葛飾区のなかでも工場が多いエリア。現在でも住宅地の中に鍍金（めっき）工場や板金工場の中小工場が点在する住工混在地域でになります。国道6号（水戸街道）四つ木橋・木根川橋で荒川の対岸である墨田区八広・東墨田へもつながっています。多くは準工業地域に指定されていますが、工業地域に指定されているエリアもあり、製造業も対応できる数少ないエリアとなってます。また高速道路のアクセスも便利で首都高速中央環状線の「堀切ジャンクション」で向島線で都心へ。「小菅ジャンクション」で埼玉方面へのアクセスが可能です。

葛飾区で倉庫・工場を借りるメリット

1.50～100坪程度　小中規模の物件を探すならおすすめ

23区内で物件をさがしている方。そして、比較的規模感は小さめでいい。という方なら「葛飾区」で物件を探すのはいいかもしれません。小さな工場や作業場が多いエリアなので、50坪程度の元・製造業や板金工場だった物件や100坪程度の平屋建て倉庫の賃貸物件が他のエリアと比べて出てきやすとも言えます。

2.一括駐車場　23区でトラック駐車場を探すなら狙い目

絶対数が少ない一括駐車場。埼玉県に隣接する水元エリアや環七通り周辺の奥戸エリアなど、運送会社が多い場所には、一括駐車場として募集する貸地物件がでてくることがあります。運送会社や大型バスを所有する会社さんにとったら外せないエリアになってます。

3.葛飾区　便利情報

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