今日は、みんな気になる家賃交渉の話し
「これなんぼになんの?」
みたいな会話。
大阪の方にとったら挨拶みたいな感じ。
東京の方も
「これ減額交渉できますか?」と聞いてくるかたは聞きます。
東京の倉庫・工場事情
家電量販店で冷蔵庫を値切る話しなんかはよく聞かれると思います。
これは小売は値切られること前提に価格が設定されていることが多いです。
しかし、不動産の場合(特に東京の倉庫・工場)は
値切られることを前提にしている物件が少ない
土地がないので、新築の倉庫や工場ができるのも稀
古い物件でも賃料は高いのは、
単純に倉庫・工場は都内では希少だという現実があるからです。
しかし、賃料交渉できないとも言えません。
賃料交渉のタイミング
ちょっと個人的な見解も含まれますが、
問い合わせの段階(電話・メール)で
「賃料減額できますか?」「いくらになりますか?」
と質問してくる方がいます。
こんな方はほとんど、買いません(借りません。)
質問する人、お願いする人を間違っています。
不動産屋の問い合わせをしても最初に電話にでたり、メールを見る人はただの平社員。
不動産屋が本気になるのは申込をもらってから
「言ってみたらいいやん。あかんかったら、あかんでいいし。」
「聞くのはタダだから、とりあえず」ってのは間違えです。順番があります。
家賃交渉のプロセス
①買いたい・借りたい物件を内見をする。
まずは内見をします。
問い合わせの段階で「賃料交渉できますか?」と聞いてはダメ。
「無理です。」と断られる可能性が高いです。
②家賃交渉の余地があるかジャブを入れる
内見時に申込の意志を話す時がいいかと思います。
例えばこんな感じ
「気にっているけどちょっと予算オーバーなんですよね。」
「108,000円(税込)の家賃なんですけど、
勝手なお願いですが100,000円(税込)にまで何とかならないでしょうか?」
みたいに
具体的な数字を言ったほうがいいです。
そこでの営業担当の顔で推測できることもあります。
しかし、多くの場合、家賃が下がる可能性は低いです。
家賃以外の項目を交渉したほうがうまくいくことがあります。
例えば、
「礼金が2カ月となっていますが、ここについて何とかならないですか?」
「設備投資がかかるので、フリーレントを付けるというのは無理ですか?」
などの条件交渉に切り替えるということ。
個人的な見解ですが
家賃交渉より条件交渉のほうが、うまくいくケースが多いような気がします。
③申込書に数字を入れる
ジャブを入れて具体的な数字が推測できたとしたら、申込書を書きましょう。
不動産屋が本気になるのは申込書を入れてから
心構えとしては家賃交渉・条件交渉でこちらが望む結果が得られたら
契約するという気持ちであることをしっかりアピールしてください。
「やっぱりやめます」というのはあなたの信用を落とすだけ。
絶対にやめておきましょう。
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