「不動産投資で年収1000万円になりました」とか
「月収100万円になりました」
儲かった話はどうしても目に入ってきます。
もちろん本当に不動産投資で年収アップした人はいると思います。
成功した人って失敗を繰り返しています。いきなり儲かったわけがない。
実際ほとんどの人が失敗をしてやめているのですね。
不動産投資セミナーとか無料メルマガなど沢山あるのですが、失敗例を説明しているところってあまりない。
不動産投資の成功法を考える前に、失敗事例を書いていこうと思います。
節税対策 新築マンションをローンで購入
〇〇建託や〇〇パレスなどで新築のマンションを建てた方が言う言葉。
『騙された』『赤字だよ。。。』
どちらかというと田舎の方が多いかな。
僕らからすると「騙されたあんたが悪いんだよ。」と心の中で思ってしまうのですが。。
〇〇建託や〇〇パレス 彼らの営業のセールストークのポイントは『節税対策』
新築で建てる=儲かるわけない。中古に比べて価格が高く、利回りも低くなるのは当たり前で、赤字になることを想定していないことがほとんどなんですね。
ローンなどが払えずに物件を売りたいとなったとしても、売りたい時には2~3割ほど価格が安くなり、売却しても残債が完済できないことになります。
結局売却をあきらめて、繰り上げ返済を行っていくことになり、最悪パンクしちゃうということになる。
そこで出てくるのがサブリース(家賃保証)という話。
家賃保証の言葉の意味を間違える
〇〇建託や〇〇パレス 彼らの営業のセールストークのポイントその2は『家賃保証 サブリース』
アパートの借り上げ契約(サブリース契約)を〇〇建託や〇〇パレスにしてもらい、長期安定経営ができるというもの。
以前の記事にも書きましたが、サブリース契約はずっと同じ賃料が保証されていると勘違いしてしまっているということなんです。
大家業は儲かる サブリースの知識を持とう。
家賃の減額交渉が大体あるんです。会社によるんですが10年目なんかにあり、ひどい会社は「減額を受け入れられないようなら、管理契約を打ち切る」みたいなことを言ってきます。
結局、ローンもまだ残っていることから、減額を受け入れることになるんですね。
新築の時は「ローンは入居者が払ってくれますよ!それでも入居者がいなくなったら不安だと思う方は当社でサブリースしますよ」と〇〇建託や〇〇パレスは言ってきます。
完済まで同じ金額の保証をしてくれる会社はありません。
利回りが高く、空室リスクの少ない投資物件はない
不動産投資で儲けたいのなら、いろいろな不動産屋で話を聞いたり沢山の物件を実際に見に行ってください。そこで初めて気づくと思うのですが、
利回りがやたら高い物件は売りに出ない
空室リスクの少ない投資物件はない
賃貸経営は競争の時代 選ばれる賃貸経営をするために
以前の記事にも書きましたが近隣に大学ができることを見込んでアパートを建築しました。しかし、大学移転により学生さんの数が一気に激減。同時に空室も大量に発生し、空室期間も長期化。ていう運命をたどることもあります。
不動産投資は堅実に資産を増やすことができる投資なんです。不動産投資や株などの投資と呼ばれるものは何でも自己責任。成功の方法例より、失敗例をみたほうが頭の中にインプットできるような気がします。