倉庫や工場を借りる方が気にすることで
「以前の方は騒音などのクレームはありませんでしたか?」
と質問される方は多くいます。
近所の方と揉めるのは日常業務に支障をきたすので気になるポイントです。
逆に住居地域に倉庫を所有している方も
「なかなかお客さんが見つからない」と
悩みを抱えている方もいます。
借り手、貸し手ともになやんでいる印象を受けるのが
住居地域にある倉庫・工場物件の事情いったところでしょう。
住居地域にある倉庫
準工業地域に倉庫物件があったとしても、
新築で住宅が建ってしまうと気になってしまいます。
住居系に地域倉庫がある場合は
更に気になってしまいます。
ここで住居系の用途地域をまとめてみると
第一種低層住居専用地域
低層住宅のための地域。
小規模な店舗や事務所をかねた住宅、小中学校などが建てられる。
第二種低層住居専用地域
主に低層住宅のための地域。
小中学校などのほか、150m2までの一定の店舗などが建てられる。
第一種中高層住居専用地域
中高層住宅のための地域。
病院、大学、500m2までの一定の店舗などが建てられる。
第二種中高層住居専用地域
主に中高層住宅のための地域。
病院、大学などのほか、1,500m2までの一定の店舗や事務所など必要な利便施設が建てられる。
第一種住居地域
住居の環境を守るための地域。
3,000m2までの店舗、事務所、ホテルなどが建てられる。
第二種住居地域
主に住居の環境を守るための地域。
店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどが建てられる。
写真をみても分かるように
人が住むのがメインとなるエリア
借り手にとったら
こんな場所で倉庫や工場を借りても大丈夫なの?
貸し手にとったら
借り手なんかみつかるの?
と疑問を持つのは当たり前です。
近所の方と仲良く 喜ばれる使い方
この写真の倉庫も第一種住居地域にある物件です。
みてもらえばわかりますが「黒◯コ◯マ◯の◯急◯」ですね。
この倉庫の周りは住宅です。
基本的には朝から夕方の営業で、深夜は稼働してません。
こんな場所で24時間稼働する業種なら間違いなくクレームがくるでしょう。
もしこの場所を借りて近所の方と仲良くやっていけるのか?
と考えますね。(そう考えるのが普通)
このような物件の場合、
定時に稼働する業種がメインとなり
なんだかんだ
配送センターなどの物流系の会社が借りるケースが多いですね。
なかなかお客さんが見つからないと困っている場合は
倉庫以外の使い方をする業種に貸し出すケースも増えてきています。
倉庫を改装してディスカウントストアなどの店舗や
ボルタリングジムなどに改装する方もいらっしゃいます。
どうしても倉庫は、配送センターなど商品をストックするものだけ
と考える方が多いのですが、利用する業種・業態で
周辺の住民の方に役に立ったり、喜ばれる物件になることもあります。
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