「23区で物件を借りたいんだけど、どこがいいですか?」
「都内で食品工場ができる場所は?」
「都心に近い製造拠点がほしいんだど、、」
と質問をうけることがあります。
今日はおすすめエリアの一つ「板橋区」についてまとめてみたいと思います。
「都心 23区 都内」というワードと
「工場・音・臭い」と相反したワード
このワードがでるのであれば、【板橋】という場所に目を向けるべき
板橋区ってどんな町
板橋区の面積32.22k㎡で、23区中で9番目の面積になります。
人口は約56万人、23区では7番目(2018年現在)
江戸時代は宿場町として発展した歴史から、中山道と川越街道が整備されました。
明治から昭和にかけては軍需産業の町であったため、
光学機器や精密機械などが地場産業となり
製造業が盛んな地域となっていきました。23区で唯一内陸部に工業専用地域を持ち、
製造品出荷額が大田区を上回る1位となっています。
都心にも郊外にも出やすい立地
板橋区は江戸期から明治にかけては、大部分が農地や雑木林でしたが、
中山道と川越街道という主要な幹線道路が通り、中山道には板橋宿、
川越街道には上板橋という宿場が設けられ、
江戸期の交通や物流に大きな役割を果たしていました。
その後、さらに環状六・七・八号線、首都高速五号線など、
東京の大動脈となる道路が相次いで敷設されました。
高島平には「板橋トラックターミナル」と「中央卸売市場板橋市場」が
あり物流の一大拠点ともなっています。
主要幹線道路で東西南北にアクセスが良く、都心にも郊外にも出やすい立地
事業用不動産の場合は、電車より車でのアクセスを重視します。
板橋区は池袋、新宿に隣接してますので都心へもすぐ。
またお隣の埼玉県戸田市には外環自動車道があり、
「東北自動車道」「関越自動車道」へのアクセスも良く
東北・関越方面への玄関口でもあります。
東京23区内の工業専用地域
工業専用地域を有しているのは大田区と板橋区。
23区では希少なエリアとなり、戦前から光学兵器や軍用発電機など
軍需産業など発展した歴史から、精密・光学機器企業の本社や工場が多くあります。
旧ペンタックスやタニタなどの一流メーカーの拠点・本社があり、
1920年代にエスビー食品がカレー粉の量産をスタートさせたのも板橋区。
騒音が出る製造業や匂いがでる食品工場は場所が限られてきます。
そのような業種にとっては板橋区は希少エリアとなります。
東京23区で唯一、内陸部に”工業専用地域”があります!
製造品等出荷額は23区第1位に位置する工業の街です。
そのため精密・光学機器企業、印刷関係の業種が多く、
最近では景気や後継者不足から工場の居ぬき物件も出てくることもあります。
板橋区 倉庫・工場 主要エリア
板橋区小豆沢、東坂下、浮間(北区)
中山道と環八通りがまたがるこの地域は商業施設が目立ちます。環八通り沿線には
イトーヨーカ堂、ビバホームやユニクロなどが出店する「セブンタウン小豆沢」
志村三丁目駅前のサミット・コジマの複合店舗などの商業地の印象が残ります。
しかし文京区の印刷工場が中山道を北上し、移転してきた歴史から、印刷業
などの紙を扱う関連業の倉庫や工場が大通りのひとつ裏通りに入った場所に
みることができます。住宅地と工場が混在してるので、
比較的小規模な物件が多いと思います。
板橋区新河岸・舟渡・三園
板橋区の北部にあたり荒川の対岸は戸田市になり、小さな工場から大規模な工業施設が
多数立地しています。高島平には「板橋トラックターミナル」と「板橋市場」、
新大宮バイパスや中山道など主要幹線道へのアクセスも便利で物流業・運送業の
拠点施設もあります。東京23区で内陸部における唯一の工業専用地域もあり、
様々な業種に対応できるエリアです。
暮らしやすい穴場でもある板橋区
暮らしの面を見てみると
23区の中でも家賃相場が低く、
『大山ハッピーロード』に代表される商店街も充実しているのが板橋区。
板橋区の商店街は、主に東武東上線や地下鉄三田線の駅前等を中心に多数発達し、
その数は百を超えています。
ただ、区内に鉄道の乗り換えの起点となるターミナルがないため、
商店街の規模は比較的小さい近隣型商店街となっています。
(板橋区HPより)
池袋まで近く、どの駅前もお店が比較的多く、
東京メトロ副都心線、有楽町線、東武東上線が使えて便利なことが特徴です。
庶民の街ですので引っ越してきても安心です。
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