オーナーさんから様々な問い合わせをいただくのですが、問い合わせ内容の多くはこれから書く内容の3つ。簡単ではありますが、まとめてみました。参考にしていただければと思います。
私の物件 貸せるのか?
ご自身で利用されていて、使わなくなったから貸したい。
父親から相続で倉庫を引き継いだのだけれども、いくらで貸せるの?
空室になったから、不動産屋に募集を任せよう。
理由は様々ですが、物件を貸したいという依頼の問い合わせは多いです。そのなかで初めて貸す方はいろいろな不安があると思います。特に貸した後のことを聞かれることが多いかもしれません。滞納があったときなどの借主さんとのやり取りを不安に思っている方が多いように感じられます。
原状回復について
借主の退去が決まった。借主さんともめごとが起こるのが原状回復についてです。入居する前に現場の写真を撮影していなかった。取り決めをしていなかったので、関係がギクシャクして話がなかなか進まないというオーナーさんから相談をいただくことがあります。
なぜ揉めるのかというと、居住用と事業用不動産では原状回復の認識が異なるから。
詳しくは過去のブログでも書いてますが、倉庫や工場の退去後の状態は住まいと違い、汚れていたり、匂いが残っていたりと建物にダメージが多い。住まいの場合は、去時の通常損耗等の復旧はオーナーが負担するケースがほとんどですが、倉庫・工場の場合は逆のケースの場合が多い。
物件を貸しているオーナーは、原状回復は借主がやるものだと思っているのですが、借りている入居者はオーナーがやるものだと認識の違いからトラブルになります。双方の常識が異なり、原状回復は費用がかかるので双方の関係がギクシャクしてしまう原因になってしまします。
ギクシャクした貸主・借主の仲裁に入ってくれという依頼。これは貸主さんからもですが、借主さんからもご連絡いただくケースです。
参照:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について
原状回復でトラブルにならないように(倉庫・工場ver)
滞納についての対応
原状回復と滞納は賃貸における2大トラブルといっていいかもしれません。滞納して勝手に出て行ってくれるほうがいいのですが、居座られるケースが一番厄介と言えるでしょう。結論から言ってしまえば、滞納をする人から家賃を回収することはほぼ無理。ないものはないんです。家賃滞納が起きたらさっさとでていってもらう。慣れているオーナーさんは感情的にならずに淡々と追い出しにかかりますが、正直ほとんどの方はなかなかできないと思います。
最近では保証会社の対応についての相談も頂くケースが増えてきました。多くの不動産会社は安易に保証会社を利用しすぎな点に問題があるのでしょう。
【事例】テナントの家賃滞納で不動産屋を変えて募集をする。
最近ではブログを見て電話をするオーナーさんもいらっしゃいます。ありがたいことですね。
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