僕は受験をきっかけに歴史好きになりました。
受験生のみななさん。昔、受験生だったみなさん。こんばんわ。池田です。
今日のテーマは「地名には理由がある」ということでいきます。
日本の地名は大体下記の2つの由来によってつけられている、と言われています。
1.寺社や城、役所や居住者の職業、伝説など、「歴史的事象」に基づくもの
2.地形や環境など、「地理的要因」に基づくもの
ということで、ここ最近よく行く「新木場」を例に書いていこうと思います。
貯木場(ちょぼくじょう)から名前がきていると言われてます。
木材の切り出し場・木材を保管していた場所のことです。貯木場は海もしくは川沿いに面しており、木材を海路で運んだり、上流で切り出した木をそのまま川に流していたそうです。
江戸時代なんか建物はほとんどが木造ですので、和歌山の地方から太平洋を渡って木場まで木材が運ばれていたようです。
その「木場」がゴミの埋立がすすんで、現在の「新木場」に移ってきたということになったそうです。
1970~1980年代は木材を輸入する時代で貯木場は木材だらけだったらしいですが、
現在の新木場の木材屋さんもかなり減っており、
民家がないので物流センターや倉庫・工場を使う会社にとったらとても利便性の高いエリアになってます。
東京オリンピック関係の反響の半数は新木場の物件なのもうなづけます。
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地名には理由がある「新木場」編
2016年09月15日
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