おはようございます。池田です。
以前書いた記事にも通じる内容になるかと思います。
前回の記事
この土地は誰のもの?法務局で調べる。
法務局は「土地や建物を誰が持っているか調べることのできる場所」とご説明しました。
そこで「登記簿謄本 とうきぼとうほん」ってのを取得する必要があるのですが
この登記簿謄本交付請求書に「地番」ってのを書かないといけないのですが
「住所」ではなく「地番」はどうやって調べるのか?
「地番」を調べるために、こいつが必要になります。
ブルーマップって言います。
一言にすると「不動産屋さんが知りたい基本情報を一発で取得できる便利な地図」
それぞれの法務局には「ブルーマップ」が置いてます。
なんで「ブルー」なの?って
特殊な不動産情報(地番、用途地域、容積率・建蔽率)などはブルー(青色)で表記しているからだそうです。
これがブルーマップでの地図。確かに青色で表記してます。
僕が最初見たときは「????」でした。
法務局の人に見方を教えてくれるわけでもありません。
僕が最初に勤めた会社の人も教えてくれません。
何回も調べたので、覚えたってやつです。(何でも実践あるのみです。)
まずはこの地図の調べたい場所のページを法務局の人に見せて
「ここの建物を調べたいのですか?」と聞いたのが最初でした。
この方法は今でも使うことがあります。
実際、「地番」の数字が見えないってこともあります。「ここって」指をさす。これがある意味確実なんです。
ただ法務局の人には「面倒くさいやつ」と思われているのは確実です。
この方法で試しても相手にしてくれない法務局もあります。
「公図」を取得してから「地番」を確認してください。と言われます。
何故そんなことを言われるのかというと、
ブルーマップに記載されているのは、大まかな「地番」だから。
法務局の立場では、間違った情報で書類を発行したくないからでしょう。
そして法務局はお役所です。僕みたいな面倒くさい奴を相手にしてばかりはいられません。後から「これ違うんだけど」と言われたくないですからね。
市街地はブルーマップで正確な地番がわかることが多いですが、
田畑ばかりのところでは、かなり大まかなケースが多いです。
最終的に正確な地番を調べるためには、公図が必要になるということです。
もし困ったときには見つけた地番の公図を取ってください。
この「公図」というのも法務局でとれます。
「公図」については、またの記事で書いていこうと思います。
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この土地は誰のもの?ブルーマップで調べよう!
2016年09月20日
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