まずオーナー様に言いたい!
「倉庫・工場と部屋とではセールスポイントが違う」
部屋だったら「駅徒歩〇分」ということがセールスポイントになりますが、
倉庫の場合は「トラックが敷地内に駐車できる」「高速のインターから近い」ということがセールスポイントになります。
多くの不動産屋さんが使っている
募集図面だったり、不動産のホームページは原則、住宅がベースになっています。
だから、通常の不動産屋さんでは取り扱いが少なかったりしてセールスポイントが把握できない。
今回は埼玉県川越市で以前募集していた物件を例に、物件のセールスポイントの伝え方を説明していきます。
これが貸倉庫東京Rの募集図面になります。
お客さんが物件にはじめに接する機会、情報源になるのが「募集図面」と「ホームページの写真」です。ここでの印象は内見に向けての大きな判断材料になります。
1. 写真は少し明るく加工してます。
元の写真
募集中の倉庫の場合、電気がきていないことがあり、どうしても物件内が暗くなってしまいます。
明るさを少し加えた写真
物件が暗いと良い印象をもたれません。倉庫も部屋も一緒で明るいほうがイメージがいいのは当たり前です。
2. 動画で伝える空気感
写真と違って映像で訴えることにより、見ている方に短時間で情報を効果的に伝えることができます。周辺の環境だったり、室内のことは動画の方が写真の数倍情報量が短時間で得ることができます。
3. 倉庫は平面図が命なのです。
部屋の場合ですと「間取り」になるのですが、倉庫の場合は「平面図」
ここで見ていただきたいのが、「寸法」を記載していること。
倉庫を使う方は「トラック」を必ず使うので、道路の幅員や間口の寸法は非常に大事なことです。
寸法が記載していない物件を内見した時によくあることなのですが、
「トラック入らないから中みてもしょうがないじゃん」と2分で内見が終わることがあります。
今、募集してる物件がどのように広告されているかを不動産屋さんに確認してみるといいかもしれません。写真をちゃんと載せているのか?図面はちゃんと寸法が入っているのか?
「募集図面」と「ホームページの写真」の印象は内見に向けての大きな判断材料になります。「今募集を頼んでいる不動産屋さんは、全然お客さん連れて来てくれないんだよね」と思っているオーナーさんは、まずはどのように広告されているのか確認してみてください。