こんにちわ。池田です。
今日は埼玉県八潮市にいました。そこで、スマホで地図のアプリを使うと、こんなことが起こりました。
道が無い場所にいるのは何で?
でも実際はこうなってます。
区画整理事業に伴い新しく道路を作っている最中になりまます。だから、地図には無い新しい道にいるということになります。この道は八潮三郷東西線という県道。来年の2017年4月に開通する予定になってます。
土地区画整理事業とは
土地区画整理事業は、道路、公園、河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図る事業。
土地区画整理事業が行われていくと、街並みが整備されていくので、八潮市や三郷市なんかは日に日に景色が変わっていきますね。
土地区画整理事業の仕組み
(国土交通省より)
宅建の参考書とか行政のホームページの説明では堅苦しく難しい文書になっているものが多いので、ざっくり簡単に仕組みを説明します。
①道路や公園などが未整備な場所は、地主さん(地権者)からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらいます。
②提供してもらった土地を道路や公園などの公共用地に充てます。
その一部(保留地)を売却して移転や整備工事などの事業資金の一部に充て、土地の区画を整え宅地利用の増進を図ります。
写真のように埼玉県が土地を分譲してます。
地権者全員が少しずつ土地を提供し合って、道路や公園などの公共施設を改善して快適な街にしようという制度で、道路や公園の整備、造成にかかる工事費は、みんなが少しずつ土地を提供して作った保留地を第3者に売却することで補いましょうという仕組みです。
宅建にも毎年1〜2問でるので、机の上で勉強してたころの感想は「くっそつまらない」でした。しかし、実際に現場にでるとイメージがしやすくなります。更に取引なんかすると尚更です。不動産は現場が第一とよくいいますが、実際その通り。
では今回はここまで。池田でした。