倉庫や工場を建てた時の状態でそのまま放置してはいませんか?
もう建ててから20年は経ってませんか?
しかし、なかなか修繕に費用を出せないと言うオーナーさんもいます。
修繕を怠ると、
もしもの時には大変なことになるかも。。
まずは、修繕の必要性を理解することからが大切です。
経年劣化 建物は勝手に古くなる
気付いた時には大幅な修繕が必要となるのが倉庫や工場。
シャッターや電気などはすぐに判断できますが、
屋根や壁などの劣化は徐々に進行していくので日常的には分かりにくい部分でもあります。
修繕をして長期的に建物を利用して家賃を稼いでもらわないといけません。
安全の確保
2011年に東日本大震災が起こってから安全性のことはテナントさんから指摘を受けることが多くなりました。
倉庫や工場は建物は規模が大きく、災害の規模も大きくなってしまいます。
地震も含めた自然災害や火災などで災害も起こってしまったら大変なことになるので
事前の修繕によって建物の安全性を確保しておく必要があります。
災害は予測ができないので日頃から対策をしておく必要があり、計画的な修繕工事は必要事項だと言えます。
安全性を考えた修繕として、建物の骨組み・構造の修繕が上げられます。
頻繁に生じる修繕ではありませんが、大規模な修繕ですのでお金もかかります。
しかし建物全体の維持と持続のために必要となる修繕です。
最低限必要なものから修繕する
倉庫を商品の保管、ただものを置くだけで倉庫を使うテナントは正直年々減っています。
都心では物流センターに集約という流れなので、築年数のたった倉庫は
店舗に改装されたり、スポーツ施設で使われたりと倉庫以外の用途で使う方が増えています。
古い雰囲気がいいんだと言って、都内では古い物件でも借り手がいるのは確か
しかし、電気が使えない、水回りがない、シャッターが動かないじゃあ話しになりません。
お客さん負担で直すと思いますか?
電気設備・水道設備・電動シャッター・リフトなどは使っていくと劣化は避けられません。
要は建物の維持には費用がかかるということです。
そのためにも計画を立てて修繕のことは考えないと、建物自体が貸せないものになってしまいます。
空室になっている倉庫や工場を所有しているのなら、最低限必要なものから修繕することから始めることが大事になります。