こんにちは。岡本です。
なんか長いタイトルになりましたが、
8月下旬から申込を5件頂いており、感謝です。
その中で2件が賃貸保証会社を利用する物件になります。
「保証会社って何で利用するのか?」
と質問される方もいるのでご説明したいと思います。
保証会社を何で利用するのか?
家賃の滞納があった場合
保証会社が入居者に代わり家賃を貸主に支払をするサービス。
貸主(オーナー様)には本当に安心のサービスですね。
(事業用不動産場合3~6ヶ月の保証が多いですね)
一方、借主にとっては、
連帯保証人がいなくても物件が借りれるサービスという認識の方もいます。
しかし実際は加入にあたっては連帯保証人をたてることがほとんどです。
(連帯保証人なしのプランもある場合もありますが、加入金が高くなります。)
「保証会社の加入金は誰が払うの?」と質問をされる方もいます。
加入金は借主さんが支払うことになってます。
「オーナーさんの保険なんだから、払いたくない」と言ってしまうと
そこで話しが終わり、物件は借りることができなくなります。
保証会社は第三者の審査機関
保証会社に加入の際に審査があります。
その際には、決算書の提出を求められるケース多くあります。
つまり、借主さんに支払い能力があるのかの審査になります。
連帯保証人だけだと不安。
でも第三者の審査機関の保証会社の審査に通過すれば、
安心だとオーナーさんも判断されるということです。
保証会社は掛け捨ての保険
保証会社を利用すると、賃貸契約金とは別に保証会社にお金がかかります。
保証金と勘違いされる方もいますが、
保証会社の加入金は戻ってこないお金。
借主さんにとったら掛け捨ての保険と同じことになります。
費用は保証会社によって違いがあります。
家賃の50%から100%設定が多いです。
(倉庫利用と工場利用でも設定額に違いがあります。)
戻ってくる金額のことを説明していない不動産屋もいる
例えばですが、
初回保証料が100%の設定で
賃貸条件が
家賃が550,000円(礼金1ヶ月・敷金3ヶ月)だと
礼金1ヶ月・敷金3ヶ月・前家賃1ヶ月・仲介手数料1ヶ月+保証会社に1ヶ月=合計7ヶ月分
ということになります。
ポイントとなるのが
契約金の7ヶ月分のうち解約時に戻る費用は、敷金の3ヶ月分になります。
借りる時に返すことなんて考えていないから、盲点になっているのかもしれませんが
「戻ってくる金額のことを説明していない」不動産屋が多い印象があります。
借りる時に賃貸保証会社と保証金を同じものだと勘違いする方もいます。
そんな方は解約の時になって、賃貸保証会社のことを理解することになります。
契約前に「解約した時に戻ってくる金額はいくらですか?」質問してくださいね。
そこで保証金と賃貸保証会社の違いを説明されるはず??
(僕達なら説明しますのでご安心くださいね。)
まとめ
知り合いの不動産屋さんがいたら、
「賃貸保証会社の仕組みを一言で説明してください」と聞いてみてください。
多分、
「連帯保証人になってくれるサービス」と答える方が多いのではないでしょうか?
これは間違った返事ではありません。
でもそれは、オーナーさんに答える返答。
実際、保証会社加入に時には連帯保証人が必要となります。
物件を借りる方にする返答は
「滞納した時の掛け捨ての保険」と答えたほうが理解してくれる方が多いです。
賃貸保証会社加入の物件が増えている昨今ですが、
不動産屋はあたりまえのように借主さんに話すので、
借主さんは理解しないで契約をしている方が多い感じがします。
貸主さん借主さんそれぞれの立場になって説明できる不動産屋さんを選びたいですよね。
では。