こんにちは。池田です。
問い合わせを頂く中で
「募集では倉庫とあるんだけど、工場として利用できないかな?」
という質問を頂くことがあります。
建物には「用途」というものがある。
上記の写真は建物登記簿謄本になります。
赤枠で囲ってる場所が、建築基準法で決まっている「建物の用途」ということになります。
つまり、建物を建築する時は
どのような目的で使用するのかを申請することになっているのです。
何故建物に「用途」を決めるのかというと
「生活環境を守るため」と言えば分かりやすいかもしれません。
もしお隣の人が「明日からパチンコ屋を始めますから来てね。」となれば
あなたの住んでいいる環境がガラッと変わってしまいますよね。
これを防ぐために、「建築基準法」で建物の用途を決める。
「都市計画法」という法律で
どの地域にどの用途の建物を建てられるかを決めた「用途地域」を定めています。
倉庫を工場として改装したい。。ポイントは用途地域
工場といっても
木材の加工場だったり、食材を加工したり、精密機械を扱ったりと
業種によって工場をどのように捉えるのかは様々です。
建物の用途が「倉庫」でも、
作業で音がでない業種なら工場として利用できるかもしれません。
不動産屋も募集の段階で「建物の用途」を把握していないケースもあります。
まずは「工場」・「倉庫」といった用途ではなく
「用途地域」で物件を選ぶことをおすすめします。
用途地域の中でも準工業地域、工業地域はその名の通り
工場や倉庫を建築することができる場所なのです。
物件選びにおいて用途地域を考えずに物件を借りてしまったことにより、
周辺からクレームがうるさくなり
工場を引っ越ししなければならなくなったという事例もあります。
深夜、早朝の作業があったり、機械の音がでるのであれば、
準工業地域、工業地域で物件を探されることをおすすめします。
貸倉庫東京Rでは特集ページを設けてますので検索してみてください。
↓↓↓↓
準工業地域 工業地域の倉庫や工場