こんにちは。岡本です。
いざ物件を借りようと思い
「初期費用はいくらかかりますか?」
とお客さんから聞かれます。
賃貸の初期費用
この図面で説明します。
①前家賃
家賃1カ月分が目安。入居する月の家賃を前払いで支払います。
②礼金(1~2ヶ月相当)
家賃1カ月分が目安
お礼の意味を込めて支払います。保証金・敷金との違いは退去時に返還されないこと
③保証金・敷金(3~6ヶ月相当)
家賃1カ月分が目安。契約を終えて部屋を退去するときの原則はもどってきます。(原状回復にかかった金額が差し引かれてもどります。)
④賃貸保証料(1~2ヶ月相当)
賃貸保証会社とは万が一家賃が払えなくなった時の掛け捨ての保険。利用する場合に支払うお金で、戻ってきません。
⑤仲介手数料
家賃1カ月分。物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払います。法律で上限は「家賃の1カ月分」と決められています。
上記の図面では初期費用はいくらかかるかというと
賃料:378,000円(税込)
礼金:378,000円(税込)
敷金:350,000円
賃貸保証料:562,500円(150%)
仲介手数料:378,000円(税込)
合計2,046,500円
賃貸保証会社の保証料と保証金を勘違いしてませんか?
どちらも「保証」という言葉があるので
物件を返す時に戻ってくるお金だと思っている方もいます。
戻ってくるお金は保証金・敷金だけです。
物件を借りる時は全然気づいておらず、
解約の時に賃貸保証会社と保証金の違いに気づくという方もいます。
オーナー様からしたら、家賃を滞納されたら困るので家賃保証会社を利用を依頼する。
お客様からしたら、負担がかかる(保証会社に家賃の1ヶ月分支払をしないとならない)
倉庫や工場は初期費用が部屋とくらべて金額もかかるので、賃貸保証料は重いと感じる方もいます。
事業用不動産の契約も家賃保証会社の利用が当たり前になりつつあります。
家賃保証会社もいろいろとあります。
A社では審査大丈夫でもB社では審査通らないケースもあります。
申込するときには、不動産屋にいろいろとご相談をしながら申込をしていきましょう。