引っ越しを検討している方からの多い質問
不動産の契約において支払う初期費用について、
今日は解説してみたいと思います。
1.敷金 保証金
多くの物件で家賃3~4ヶ月分というところが多いです。
家賃200,000円 敷金3ヶ月の場合は600,000円が敷金です。
工場利用だとプラス2ヶ月など上乗せされるケースがあります。
基本的な考え方として、敷金・保証金は退去時に戻ってくるお金です。
※原状回復やクリーニングが行われていなければ、差し引かれたものが返ってきます。
2.礼金
礼金は大家さんに払うものです。
多くのものが家賃の1ヶ月という物件が多いですが、
一部礼金2ヶ月となっている物件
というか、サイトが存在します。
礼金の「上乗せ」をしている不動産会社があります。
詳しくは別の記事で
ブログ:礼金のっけにご注意して下さい!
一方礼金が0の物件もあります。
特徴としては
人気のない物件
短期解約違約金・償却がついている物件(ペナルティあり)
礼金が0の代わりに他の条件がついていることが多いです。
携帯の料金プランのように若干わかりにくいです。
礼金が0だからといって喜べるわけではありません。
礼金0の場合はペナルティがないか確認しましょう。
3.前家賃
家賃は前払いです。
仮定として11/15に契約開始(入居できる日)だとすると
11月分の家賃を先に支払う必要があります。
家賃200,000円の物件だとすると前家賃は300,000円になります。
※11月分の日割りと12月分の1.5ヶ月分
月頭に近づけば近づくほど日割り家賃の金額は高くなります。
この日割り家賃の要素が1ヶ月分の家賃を左右する要素です。
4.家賃保証会社利用料
家賃保証会社の利用が当たり前になってます。
相場としては物件や条件によりまちまちですが、
家賃総額の50%から150%ということが多いです。
保証会社についての詳しくは下記の記事で
ブログ:【図解あり・簡単】事業用不動産において
5.火災保険料
万が一火災などを起こしてしまった時のために入っておく保険です。
多くの物件で必須です。
基本的にはオーナーさんが時分の建物に火災保険にかけています。
借り手が入る火災保険のは「家財保険」と「借家人賠償責任保険」の2つになります。
保証会社についての詳しくは下記の記事で
ブログ:賃貸の火災保険って何?借り手が火災保険に加入する理由
6.鍵交換費用
鍵の交換費用は、入居者負担で必須の場合、大家さん負担、任意で交換
ケース・バイ・ケースです。
確認が必要です。
7.仲介手数料
入居までのプロセスを整えた不動産会社に支払うのが仲介手数料
家賃の1ヶ月分+消費税という金額が法律で決まってます。
家賃200,000円(税別)の物件だとすると仲介手数料200,000円+消費税になります。
今までご紹介してきた1から7に関しては多くの物件でかかってくる費用です。
相場で家賃の5ヶ月から7ヶ月分のが初期費用として
不動産屋に支払う必要のあるお金ということになります。
計画的に資金の準備をしておきましょう。
契約が終わったら
引越し業者に支払う費用、機械購入費用やその他設備投資に費用がかかってきます。
申し込みから契約・入居までやることが意外とたくさんあります。
わからないことがあったら、質問して不安を解消していきましょうね。
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