最近の問い合わせの中で
「相場を教えてもらえますか?」
「〇〇市で借りるといくらぐらい?」
など質問のお電話をいただくことがあります。
彼らの頭の中、考えていることはこうでしょう。
建物は同じもので、エリアを変えるとどれだけ賃料を下げられるのか?
世間がコロナウイルスの影響で今後が不安になっている中で
固定費となる家賃を下げるために、引っ越しを検討する
そんな会社が増えているのかと想像ができます。
ちらほら頂く質問ですので、記事にしてみようと思います。
都内と郊外ではどれだけ相場がちがうのか?
質問される方の多くは23区内の企業で、
神奈川だと横浜 埼玉だと川口や戸田などの
都内に隣接した会社からがメインの会社になります。
ざっくりとした坪あたりの相場が5,000円以上のエリアになります。
彼らがどのくらいの家賃で倉庫を借りているのかを想定しましょう。
坪あたり5,000円で計算すると
100坪のものだと、、500,000円
300坪のものだと、、1,500,000円
ということになります。
一方で郊外 国道16号線の外側になると、
都内と比べて比較的賃料相場が下がり始めます。
具体的なエリアを言えば
埼玉だと 春日部市、さいたま市北区、上尾市、川越市、
神奈川だと 相模原市、大和市、海老名市
このあたりだと坪あたり 3500円~4000円
圏央道エリアになれば、坪あたり3000円がメインになります。
神奈川県厚木市、寒川町
埼玉県入間市、狭山市、鶴ヶ島市、桶川市
郊外の倉庫を借りたら、家賃がどれだけさがるのか?
坪あたり3,000円で計算すると
100坪のものだと、、300,000円 マイナス200,000円
300坪のものだと、、900,000円 マイナス600,000円
固定となる家賃
ざっくりとした計算ですが
場所を変えると経費削減になるということがわかります。
弊社では賃料相場表を作成してます。参考にしていただければと思います。
相場表(東京23区)
郊外ならではのメリット(家賃以外のメリット)
環境が変化することを人は嫌います。
仕事場が変わるとなると、従業員が辞めるのではないかなど
デメリットばかり考えてしまいます。
しかし、郊外ならではのメリットもあります。
①業務効率があがる。
@さいたま市北区 吉野原工業団地
都内と比べて郊外なら敷地が広くなります。
都内だと搬入が1日3回だったのが
郊外だと大型トラックが使えるので1回で済むなど
業務効率が上がるということがあります。
それも都内よりも低い家賃で借りることだってできます。
②クレームの可能性が下がる
@GLP圏央五霞 茨城県五霞町
都内だと建物が隣接していることがほとんど
繁忙期になると、深夜の作業が増える可能性もあります。
そこで気になるのが近隣からのクレーム
一回隣近所と揉めたりすると、仕事をすることが気まずくなることも。
でも近隣に民家がなかったりする郊外だと、そんな心配がなくなります。
企業の引っ越しは、一筋縄ではいきません。
取引先のこと、従業員のことなど、
社長の一存で決めることが難しいかと思います。
ただ、世の中の先行きが不安なので
物件が余っていると認識する方もいますが
いい物件は申込みがすぐは入ることが多いです。
社内で検討している間に他社にとられてしまうこともしばしば。
内見したら、この物件は借りてもいいのか?
優先順位を社内で共有して、
スピーディーに動けるように準備しておくことをオススメします。
マルチテナント型の物件情報はこちから
▶https://xn--0vqy2r4yevwa.jp/db/sp-multi-tenant.html
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