日本で従業員数が一番の企業を知っていますか？
「トヨタ自動車」です。この仕事をしていると、
クルマに関わる仕事をしている人は絶対的に多いということを感じます。
倉庫・工場に関わる仕事でも「自動車」を生業にしている方
中古車や自動車整備・板金塗装というのは、こんな昨今でも問い合わせがある
しかし、彼らの悩みは
「なかなか物件が見つからない」
という不安を抱えています。
この記事は自動車関係の方にむけて
どうしたら、物件を見つけることができるのか？
どうしたら、物件を貸してくれるのか？
年間に倉庫・工場を30件以上仲介している僕がまとめてみました。
1.【厳選】新着情報を確認するサイト決める
2.【要チェック】用途地域・グーグルマップで下調べ
3.オーナーさんを安心させられるのか？
4.まとめ 「せっかち」な借主と「のんびり」な貸主
【厳選】新着情報を確認するサイト決める
YahooやGoogleで検索してサイトを比較してますか？
ただ物件数が多いからという理由だけでえらんでいませんか？
以下の３点がまとまっているサイトを選ぶといいでしょう。
1.新規情報が早く掲載される
2.情報に写真や動画がある。
3.情報を更新している（物件数が多すぎないこと）
まず大前提として、新着情報が毎日更新されるサイトがいいでしょう。
新規の情報であれば、成約になっている可能性は低い（内見できる可能性が高い）
そして、物件の写真や動画が多く掲載されているということを確認してください。
担当者が現地確認している証拠にもなります。
最後に情報をちゃんと更新しているのかを確認してください。
サイト上に「更新日」など書いているサイトのほうが信憑性が高いですね。
また、物件数だけがやたら多いサイトは怪しい。
成約済みの物件を何年も掲載しているサイトもありますので、注意してください。
【要チェック】用途地域・グーグルマップで下調べ
検索サイトで物件をさがしていて
「いい物件だ！問い合わせしよう」と思ったら
物件の周辺のことを下調べすることをおすすめします。
【重要】用途地域を確認しよう。（倉庫や工場を探す時のポイント）
詳細はリンク先の記事も書きましたが、
知っている街であればなんとなく
「あの辺りは工業団地だ」とか
物件の周辺の雰囲気がつかめると思うのですが
知らない街では用途地域が一つの目安になることもあります。
また物件の住所がわかれば「ストリートビュー」で周辺を確認できます。
ここで少し宣伝ですが
貸倉庫東京Rでは用途地域を記載し
準工業地域エリアの特集ページ準備しています。
参考にしてみてくださいね。
準工業地域 工業地域の倉庫や工場
オーナーさんを安心させられるのか？
「新規情報だし」「用途地域の条件のクリアした」
じゃあ物件の問い合わせしよう。ここが一番大事なポイント
「あなたの会社はオーナーさんから気に入られるのか？」
そして
自動車関係の業種は
管理会社・オーナーから敬遠されている。
このことを理解して、内見や交渉をしていただくことを強くおすすめします。
問い合わせをいただく中で
怒りをぶちまかれる方が多いのが、自動車関係の方です。
その理由は
「クルマ屋だからという理由で断られる」
彼らはなぜクルマ屋が断れるのかを理解していない。
その理由は
1.言葉遣いが荒い
2.匂いや音で周辺から文句を言われそう。
3.過去に自動車関係に貸して、滞納をされた。
不動産オーナーや管理会社も人間です。
過去に自動車関係に貸している経験があると、
マイナス的なことを引きずっている場合が多い
彼らも感情的に動きますので、問い合わせの段階で「自動車整備」です。
というだけで、断る。
そこで必要となってくるのが
「安心できて、金になるか」を具体的にアピールすることです。
1.会社の名前 歴史 実績を明確にする。
2.作業内容 作業時間 トラブル回避をする方法を具体的に説明する。
3.契約日（=契約金が入金になる日）を具体的に言う。
完結に３つにまとめましたが
内見の段階でこの３つのことを話すことができれば
物件を借りられる可能性が高くなります。
言葉は乱暴になりますが
オーナー側の心理状態を
貸しても問題なさそうだし、お金もすぐ入ってくる。
というふうに仕向けることが必要です。
少し話が脱線しますが、
自動車関係で使うことができる物件とは
どんな業種でも利用することができるランクが高い物件です。
音や匂いでる業態はOKであれば
同業はもちろんですが
商品を保管する倉庫でも利用できることになります。
つまり、競争相手がいる物件ということです。
競争相手がでてきたら、自動車関係のテナントは不利になります。
だから、「安心できて、金になるか」
をオーナーに具体的にアピールすることは
物件を借りるためには必要なプレゼンになるということです。
まとめ 「せっかち」な借主と「のんびり」な貸主
この記事では下記のことを説明してきました。
1.新着情報を確認するサイトを決める
2.自動車関連で使える物件なのかを確認する。
3.オーナーに「安心とお金」になるアピールを準備する。
自動車関係のテナントは年間ペースで2～3件成約させて頂いていますが
弊社で契約している方は、うちのサイトをブックマークして
「毎日チェックしていると」口荒くいう方が多いです。
僕は毎回思うのですが
「情報を提供しているのに怒られないといけないのか？」
彼らが怒りをぶつけてくるほど、物件が見つからないという事実も確かにある。
こちらが紹介の連絡をする前に、連絡してくるぐらいですから
それほど借り主は一生懸命に物件を探しているのです。
自動車関係のテナントは
直接経営者が問い合わせしてきますから
ほとんどが「せっかち」なのです。
のんびりしている人は、ほとんど見たことがありません。
逆に「のんびり」な性格が多い不動産オーナー
不動産オーナーも経営者とは言え、自動車関係の経営者とは属性が違う
ここを理解して交渉することも意外とポイントだったりしますね。
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