新型コロナウイルスの影響が、不動産業界にも広がっています。
賃貸の倉庫や工場を検索するサイトを運営してますが
去年と比べて数字を確認してみました。
そうすると数字もですが、問い合わせ内容にも変化がありました。
これからのことを簡単にではありますが
推測してみたいと思います。
アクセス4割減なのに問い合わせ数が同じ?
2020年と2019年の4月
第一週をグーグルアナリティクスで比べてみました。
ユーザー数が3割減
ページビュー 4割も減
コロナの影響で倉庫や工場を探している
テナント自体が減っているのは間違いないと思います。
しかし、問い合わせ数と内見が去年と変わらないという現象が起こっています。
2020.4.1~4.10 問い合わせ11件
2020.4.1~4.10 問い合わせ12件
4月は3月と比べて繁忙期も終わるので
アクセスや問い合わせ自体も落ちるのですが
アクセスが減っているのに?問い合わせ数が変わらない。
不思議に思ったので問い合わせ内容をしらべてみました。
HPの役割の変化
例年までは基本的には「物件探し」をメインで利用される方がほとんど
「内見したいんですけど」「空いてますか?」
などがほとんど。
今年の4月の内容を振り返ってみると
「内見したいんですけど」「空いてますか?」
以前と変わらない問い合わせ
「調整区域に土地を持っています。活用方法はないですか?」
「横浜で50坪の倉庫をさがしているんですが、相談にのってもらえないですか?」
「相場を教えてもらえますか?」
物件を探すにしても
コンサルティング・相談を求めている傾向が強くなってきていると思います。
ブログのアクセスだけを見てみると、、
ホームページ自体のアクセスが減っているのにブログだけ見てみると
少しではありますが、アクセスも増えている。
ウチのブログでは市街化調整区域の記事が基本的にアクセスが一定数あり
賃貸保証会社のこと 短期での倉庫利用のことなど
倉庫・工場のことでの悩みの記事が読まれている傾向です。
今回のようなコロナウイルスの影響や
人口減少など今までとは同じように賃貸経営を行うことが難しくなってくるのは明確。
不動産屋に求められる力とは
提案力と集客力という底力があること。
相次ぐ「賃料減額」要請、コロナが蝕む不動産
参照:東洋経済オンライン
▶https://toyokeizai.net/articles/-/342762
三菱地所や東急不動産、テナントの賃料支払い猶予で交渉
参照:日本経済新聞HP
▶https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57757880X00C20A4000000/
新型コロナウイルスの影響でテナントからの賃料減額要請が相次いでいます。
賃料減額を受け入れれば、実入りは減る。
オーナーはテナントの要求を突っぱねることもできる。
しかし、テナントが破産して設備を残したまま退去というよりは
減額を受け入れるほうがましという状況です。
テナントが退去すると
次のテナントを見つけて入居するまでに時間がかかり、その間賃料はゼロになる。
現在は店舗がコロナの影響をうけていますが
感染拡大が長引けば、オフィスや倉庫・工場にも影響がでると思われます。
倉庫や工場も色々な対応をしてこの時期を乗り切る必要が出てくる可能性があります。
短期での貸し出しが増えたり、賃貸保証会社の利用の仕方など
今までとは違う貸し方を提案していく必要がでてくると思います。
株式会社さかす不動産
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