新型コロナウイルスの感染拡大による景気の先行き
懸念が強まっているのでしょうか。
倉庫や工場を借りたいという企業の方も慎重になっているの感じがします。
今年も2ヶ月が終わろうとしてます。
今日はちょっと感じたことをグダグダと書こうと思います。
去年2019年までは、倉庫や工場のテナント募集を開始すると
そこそこの物件(具体的に説明すると長くなるので割愛しますが)
Bランク Cランクとしましょう。
内見の数が3~5件と入っていましたが
2020年に入ってからは問い合わせレベルで終了。
内見の数が減っている傾向があります。
都内でヤードが広く駐車場スペース10台分ぐらいの倉庫
(写真のような物件 Aランクとしましょう。)
であればまだまだ探しているテナント様は多いです。
(こんな物件はかなり希少でなかなかでてきません。)
評価が高くなる条件を簡単に言うならば、、、
事務所がある倉庫
天井高さ5m以上
大型トラックの出入りができる
倉庫周辺が住宅街ではない
物件のランク 良し悪しは様々なので断言することはできませんが
Aランクは相変わらず人気
B以下は成約まで時間がかかる傾向が高くなっています。
借り主の妥協点が高くなっているのは間違いないです。
景気の動向やコンプライアンスなどの要因があるとは思いますが
AランクでもB・Cランクでも
倉庫物件の周辺環境は変えることができない
(むしろ住宅ができて使い勝手は悪くなるケースのほうが多い)
一方で変えることができるのは 物件の仕様と賃貸条件
リフォームしたりトイレをキレイにしたりして
お金をかければ仕様は変えれます。
そして一番簡単なのは賃貸条件の見直し
オーナーさんの一言で可能です。
最近あるオーナーさんから
『空室期間が長いので、なにかいい方がないか?』
と相談がありました。
僕は現地に足を運んで物件も見ているので
『その家賃ではお客さんは付きません』
と僕はハッキリ言ってしまいました。
不動産屋の営業マンのほとんどはサラリーマン
本音はあまり言わない文化なのでしょうか。
他の不動産屋にも相談したようですが
『ズバッと直球で胸が痛いよw』『昔のままの条件では無理なのか、、、』
とオーナーからの返事
建前的なことを言ってもお客さんはつかないので
『その賃料だと無理です。』
と現実をはっきり言うこともあります。
不動産をたくさん持っている方にとったら
損切りができるので、『売っちゃおう』と早い決断をされるのですが
一つの不動産しか所有していないオーナーが多く
家賃収入だけで生活しているオーナーさんもいます。
所有している不動産が時代にマッチしているのか?
過去の栄光はなかなか忘れることができません。
周辺の変化や世の中の変化
具体的にいうと仕事の流行り廃りを把握することが大事になります。
コロナウイルスで外出を控えて企業もあれば
その裏で
忙しくて倉庫が足らないと言っている企業もあります。
オーナー様もですが僕ら不動産屋自身も
前向きに考えて変化していかないとな。
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