多様の業種の方が営業所を求めて、賃貸検索サイトを利用しています。
倉庫・事務所など事業用の物件は理想の物件を見つけるのは難しい。
多くの方が
「理想に近い物件はどこの不動産屋が持っているのか?」
「どこのエリアにあるのか?」
などの悩みを持っています。そこで
今回は賃貸検索サイトを運営している私が
物件の探し方、検索サイトの使い方を解説したいと思います。
営業所に求めるものは「駐車場」
ウィキペディアで「営業所」のことをどのように表記しているのかというと
と言われても、業種によって認識が変わってきます。
例えば、建設業などの方にとったら
こんな物件でしょうか。
駐車場があり倉庫に事務所が併設している物件が営業所になります。
運送業の方で駐車が広くて、休憩所と事務所を兼用したい方には
コンビニの居抜き物件を営業所として利用されます。
業種によって求める「営業所」の形は違います。
「倉庫」がメインなのか?
「事務所」が広めに必要なのか?
そんな中でも営業所を探されている多種多様な業種の方で
共通しているのは「駐車場」があるということです。
倉庫がメインであろうと事務所メインだろうと
営業所に求めるものは広い駐車スペースです。
さいたま市北区吉野町2丁目 倉庫・事務所 92坪https://t.co/FsVLumQW5Z
・しらかば通り沿い 吉野原工業団地至近
・産業道路・国道16号・国道17号へアクセスが便利
・営業所向け 駐車スペースあり#貸倉庫東京R #吉野原工業団地 #大宮市場 pic.twitter.com/9iNSOBJYT8— 貸倉庫・工場・貸地@貸倉庫東京R (@kashisoukotokyo) December 21, 2020
ちなみにこの物件ですが、公開から1週間で3件内見しました。
すでに申し込みが入ってます。(ブログ公開時)
複数の種目で検索してみよう
多くの検索サイトには「営業所」という項目はありません。
あなたが「営業所」を探している立場だとしましょう。
さあ、どこの項目をクリックして、物件を探し始めるでしょうか?
参考に有名な検索サイトの「アットホーム」で見てみます。
「貸店舗」「貸事務所」「貸土地」「賃貸ビル」「倉庫」など
複数項目があります。
中古車を探す場合は「車種」や色が選べるので、
目的のクルマにたどり着くことが簡単ですが、
不動産の場合
「営業所」という項目がありません。
「貸店舗」で登録している場合もあれば。
「貸事務所」で登録する場合もあります。
物件を登録する不動産会社の裁量で種目が決まってしまいます。
つまり、複数の種目で検索しないと検索に引っかからない可能性がある。
クルマには車種が具体的に複数ありますが、
不動産にはクルマに比べて「種目」が少ないです。
「あの建物はカローラだ」とか
「あのビルはベンツのS500」だとか
不動産はクルマのように大量生産されているわけではないですから
建物ごとでスペックが大幅に変わります。
営業所の場合は
倉庫の機能 事務所の機能、駐車場の機能の3つの役割があります。
ここが賃貸で営業所を検索する時のポイントになるのですが、
検索サイトに物件情報を公開する不動産会社の裁量で種目が変わるわけです。
つまり、
A社は「店舗」で登録してるのに
B社は「事務所」で登録している
という現象が検索サイトで発生しているということになります。
なので少し面倒くさいですが
複数の種目で検索することが物件を見つけるコツになります。
リクエストを具体的にして不動産屋を味方にしよう
不動産会社には多くの物件リクエストが届きます。
うちの会社も同様に様々なリクエストが届きます。
あなたが不動産の営業マンだとしましょう。
今月の売上目標まであと少し
あなただったら、どちらのお客様を相手にするでしょうか?
お名前 株式会社A
住所 記載なし
電話番号 記載なし
メールアドレス ☓☓☓☓@☓☓.jp
問い合わせ内容 〇〇市で倉庫を探しています。
お名前 株式会社B 田中
住所 東京都豊島区
電話番号 ☓☓☓-☓☓☓-☓☓☓☓
メールアドレス ☓☓☓☓@☓☓.jp
問い合わせ内容
株式会社B の田中と申します。現在、使用している倉庫のオーナー様から退去の依頼があり、3月末までに退去しなければなりません。○○市で賃料50万円ぐらいの物件が希望です。弊社のHPやブログを見てご相談したいと思っております。ご連絡いただければと思います。
今月の売上目標まであと少しなら、どちらを先に返信するでしょうか?
ほとんどの営業マンがBさんのほうでしょう。
メールの段階である程度、お客様の詳細がわかるほうを
優先するのが、営業マンです。
不動産会社には、数多くの問い合わせがあります。
返信をしない理由をあげるのは、ここでは割愛しますが
メールの内容が「入居したい意思を感じない」ものは後回しにされます。
問い合わせがくればすべて返信するのが原則だと思います。
が、入居する意思が感じられない場合は利益にならないので
無視していると判断できます。
無視・後回し → 新しい仕事が入る → 忘れる(返事がこない)
物件が見つからないからと言って、
色んな不動産屋に問い合わせメールを乱発してませんか?
少し頭をつかってみましょう。
営業マンの優先順位は「売上目標達成」です。
お客様のことをヒアリングして、要望を聞き出す余裕などありません。
本来はリクエストする物件を仲介すれば、目標達成できることに気づいていません。
いろんな不動産屋にメールをするのであれば、
入居の意思のあるテンプレートを作成してみてください。
下記の3つことを明確にすることがおすすめです。
1.身元は明らかにする。(名前 会社名 所在地など)
2.希望条件を明確に伝える
3.入居時期を明確にする。
※今月中、来月までなど直近であれば、動く可能性大
※電話を乱発されるのが嫌なのであれば、最初はメールのみ。
※対応がいい会社・営業マンにはこちらから電話する。
この3つのポイントを明確にして、問い合わせしてみるといいと思います。
正直、居住用と違って「営業所」向けの物件はポンポンと出てくるわけでもありません。
ここの会社だったら、物件を探してくれそうだと思える会社1社に任せる選択肢もあります。
メール返信の内容を複数社で比べてみるといいかもしれませんね。
株式会社さかす不動産
埼玉県知事免許(2)第22232号
お電話でのお問い合わせ
048-423-5568
メールでのお問い合わせ
info@souko.tokyo
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