契約書に捺印する前に
宅地建物取引死から説明される「重要事項説明」はご存知でしょうか。
「賃貸住宅に入居するとき、あるいは宅地や建物を購入するとき、借り主、購入者は必ず、契約前に宅地建物取引士から『重要事項説明書』を受け取り、口頭で内容の説明を受けます。これは、宅地建物取引業法という法律で定められています。略して『重説(じゅうせつ)』とも呼ばれます。
重説のチェックポイント!
①解約通知について
『入居者が退去するときの解約通知をいつするか』
一般的に、住宅の場合、借り主側は1カ月前に通知することになっています。事業用の場合は借り主側は3~6カ月前に「明日でていくよ。」ってのはできないんですね。
②敷金または保証金の返金時期
退去時と同時に返金があると思っている人が多いのですが、一般的には、退去完了後約1カ月後になります。
重説は契約を前提として行われますが、受けたからといって契約しなければならないものではありません。断ってもよいのです。迷ったときは、ここでいったん考える時間を持つようにしましょう。
「重説は、契約するかどうかの判断に重要な影響を及ぼす内容」だと認識をもっておくほうがいいですね。
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契約前に読む「重要事項説明書」のポイント(賃貸・倉庫編)
2016年10月27日
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