こんにちは。池田です。
北区っていったら梅田のある大阪のほうをイメージする方もいらっしゃいますし、名古屋にだってありますし、さいたま市にだってあります。
ここで大阪と言ったらおかしいですね。では赤羽、王子、田端、十条がある東京都北区の倉庫・工場事情・賃料相場を書いてみます。
北区の賃料相場
物件の築年数だとか、エリアだとか細かいことなしにどんといきましょうね。
坪単価7000円
(貸倉庫東京R調べ 過去のデータやレインズから算出)
相場表(東京23区)
北区の倉庫や工場がある場所は板橋に隣接した「浮間」と荒川区の隣の「昭和町」の2か所になります。
浮間船渡駅は開発が進んでいて、浮間エリアは工場のエリアと住居のエリアがはっきり分かれているほうなので、物流系の会社も製造業も多くあります。坪単価は板橋区の同じような感覚なので北区の中では低いほうで6000~7000円ぐらいで推移しているのではないでしょうか。小さい物件から写真のように比較的築年数も新しめの物件も出てくることもありますね。
明治通りの北側の昭和町は、荒川区と同様に、小規模で古い工場が多く下町の雰囲気が色濃く残っている場所です。住工が混在したエリアで道が狭いので物流拠点には向きません。写真のように道が狭いところもあります。元々ものづくり、製造業の小規模な物件を探している方向けのエリアで坪単価も少し高め。物件自体が少ないこともあってか古い物件でも8000円台の物件もありますね。山の手線「田端駅」があるからかどうかわからないですが、山手線に近づくと値段は高くなりますね。
倉庫や工場を借りるにあたって交通手段は車をメインに考える方が多いのですが、電車を交通の手段として考えるなら北区はおすすめです。ほとんどの場所が駅から徒歩圏内になってしまうんです。JRの駅が11あり、2位の千代田区の9駅を抑えて23区中最多。これに地下鉄、都電を加えると20駅。平均すると1k㎡当たり1駅にもなっているんです。