部屋を探す。事務所を探す。倉庫を探す。
物件を探すことに対しての判断基準は人それぞれです。
僕はお客さんと内見の時に対面をして、
「何で弊社を選んでくれたのですか?」という質問をします。
「物件数がたくさん掲載しているサイトだったから」
「写真がたくさんあって見やすいホームページだったから」
そこにはこんなお客さんがいます。
「何社にも問い合わせているんだけど、物件を紹介してくれないから」
何社も問い合わせをするお客さんの不動産屋の本音
「なんで紹介をしてくれないのだろう」と不思議に思うかもしれません。今回はその理由をお答えします。
地元物件・自社物件しか紹介しない
部屋・住まい専門の不動産屋の営業スタイルでもあります。駅や街に特価しているので、倉庫や工場・オフィスになると頼むのには向かないケースがあります。希望する広さ、価格帯、間取りのものを持っていたとなれば問題なのですが、自分の営業エリアしか知らないので、エリアを決めている方にとったらいいかもしれません。しかし、倉庫・工場などの事業用不動産になると絶対的に物件数が少ないので、エリアは広く選択肢に入れておくのがおすすめ。
本当にない。ないものねだり お金にならない。
「そんな物件この世に存在しない」みたいな無理難題を言うテナントさん。
これは明らかに無視されます。
もしくは「自動車整備工場」「食品工場」などの特殊な物件を求める方。
物件の情報源はどこの不動産屋でも一緒。
独自の情報を持っているのでは?と思って色々な会社に連絡を取る方もいます。
しかし、非公開物件ってのはほとんどありません。
色々な不動産屋に問い合わせるので、不動産屋同士で有名なテナントになります。
じゃあどうすれば物件を見つけられるの?
色々な会社に電話をして疲れちゃいませんか?
そんな方は
「随時物件がでたら紹介してくれる会社を探しているのだけれど。。。」と言われる方が多いなと感じてます。
そこで、詳しく条件を話をしても「ウチではないですね。」「物件がでたらご紹介します」と言われるでしょう。
そんな時には、「なんで情報がないのですか?どうしても必要なんです。」と食い下がってみましょう。
そうすると会社や営業マンのスタイルが見えてくる場合があります。
物件が本当にないにしても、その理由を答えられる人って意外といないんです。
そして、丁寧にヒアリングをしてくれる人を選んだほうがいいと思います
ここの段階で数社に絞られます。
そして最終的には何度も提案してくる会社になると思います。
「今すぐ借りたい客」に時間をかけた方が、会社の売上も上がるだろうし、営業マンの実入りもいいので多くの会社や営業マンは「今すぐ客」を優先します。
しかし、倉庫や工場を借りたいというテナントさんは、「今回は引っ越しを急いでないのですが、物件情報が欲しい」という方が結構います。
お客さんにたいして根気よく接してくる方、ちゃんと提案し続けてくれる会社に出会えるのは大変かもしれません。
今回の記事以外にも参考になる記事ですので読んでみてくださいね。
レインズにない物件情報
非公開物件で物件数NO1
不動産の広告で同じ物件が出てきたら、、