こんにちは。池田です。
今回取り上げるエリアは
埼玉県川越市
観光やベットタウン的に思っている方も多いと思いますが
川越狭山工業団地、富士見工業団地や川越工業団地などの工業団地があるように
産業・物流の拠点でもあります。
ではデータを詳しくみていきましょう。
川越市の賃貸倉庫・工場のデータ
20 ~50坪 | 50~100坪 | 100~200坪 | 200坪以上 | |
物件数 | 2件 | 1件 | 1件 | 4件 |
平屋建て(数) | 1件 | 1件 | 1件 | 1件 |
準工業地域以上 | 0件 | 0件 | 0件 | 3件 |
事務所付き | 0件 | 0件 | 1件 | 2件 |
坪単価 | 3687円 | 3402円 | 4814円 | 3359円 |
平均築年数 | 34年 | 20年 | 9年 | 35年 |
※レインズ atbbを貸倉庫東京Rで編集したもの。(2017年6月のデータより)
川越市の賃貸倉庫・工場の物件数
国道16号・国道254号(川越街道)などの幹線道路に近い場所の物件は人気ですね。
調整区域の価格帯の低いものも数が少なくなってます。
川越市の平屋建て倉庫・工場の物件数
100坪程度のものはほとんどが平屋建て
郊外なので敷地も広い物件があるので駐車場がある物件がほとんど
川越市 準工業地域以上の倉庫・工場の物件数
準工業地域・工業地域は
工業団地
(川越狭山工業団地、富士見工業団地や川越工業団地)
関越の川越インター
圏央道の川島インター付近
駅付近は商業地、幹線道路が工業地
街の区割りが分かりやすいと言えます。
100坪以上の面積が大きいものが工業系の物件になることが多いですね。
参考:小江戸川越マップ(都市計画情報)
川越市の倉庫・工場の坪単価
ここのエリアは小さい物件も大きい物件も3000~4000円台で推移しているものがほとんど
調整区域だろうが、工業地域だろうが価格差があまりない印象があります。
相場感が守られている感じがします。
物件を管理する不動産会社が数が少ないからなのか?
オーナーさんのつながりが強い土地柄なのか?
理由は確定できませんが、データからだけでなく
現場でもそのように感じられます。
「地元が一番」と胸を張る
ちょっとした雑談になるのですが
観光不毛地帯と思われる埼玉県の唯一の観光スポットが川越。
埼玉のなかで、最も歴史が古く文化が成熟していた街。
埼玉県のなかで、一番早く市に昇格したのもこの川越のようです。
「埼玉の中では浦和や大宮ではなく川越が一番」ということみたい。
県外の人や東京の人にとったら池袋の植民地的なベットタウン的なイメージでしょう。
しかし
まるひろ百貨店、クレアモールなど川越新市街地は結構賑わっていますし、
多くの埼玉都民とは違い、地元に愛着をもっている方が多い感じがします。
地方から出てきた僕にはない感覚なのですが
「地元が一番」と胸を張る
横浜や鎌倉の人に近いのかなと感じる広島県民であります。
では。