「金属加工で使える物件はありますか?」
という問い合わせをいただくことがあります。
工場を貸す側 オーナーサイドからすると
できれば貸したくない業種に分類されます。
しかし、金属加工といってもいろんな会社があり
使い方もそれぞれです。
実際、不動産屋、オーナーともに詳しくはわかっていない人が多いので
貸すことに敬遠されているケースが多いといえます。
物件を借りる側はどんなことに気を付ければいいのか?
簡単ですがまとめてみました。
金属加工は3種類に分類されます。
自動車部品や航空機部品、携帯電話や家電、OA機器などには
金属を”加工”して作った「金型」、プラスチック等を成型して
作成する「製品」や「部品」が必要不可欠です。
それらの製品(金属部品)の加工方法は
「機械加工」、「熱処理加工」、「表面処理」の3種類に分けられるそうです。
機械加工
一番イメージがしやすいかと思いますが
切削工具や工作機械を用いて素材を切ったり、磨いたりします。
家族で経営している町工場というイメージでしょうか。
熱処理加工
金属などを加熱・冷却して硬度や性質を変化させることです
工業団地などにある工場などが多いかもしれません。
町工場なんかと比べると規模感は大きめです。
表面処理
部品の表面に保護膜を形成させ耐蝕性や潤滑性能などを付与する処理です。
金属加工ができる物件特集
https://xn--0vqy2r4yevwa.jp/db/sp-ironworks.html
なぜ敬遠されるのか?
倉庫・工場の供給不足という点もありますが
オーナーさんは下記の事項を懸念しています。
1.音の問題(騒音、振動など)
2.臭いの問題
3.建物へのダメージ
周辺住民からクレームを受け、事業者が対応を迫られるケースが増えて
引っ越しをしたいという問い合わせは、コンスタントにあります。
金属加工といっても様々な種類があります。
オーナーさん側は、どうしてもマイナスのイメージが強い。
借りる側はマイナスイメージを払拭する必要があります。
まずは問い合わせの際に
会社の概要をしっかり伝えましょう。
「金属加工で使える物件はありますか?」だけだと
マイナスイメージが先行します。
金属加工でも音の問題がクリアできる業種もあります。
マイナス要素を払拭できることがあるなら、アピールは大事です。
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物件を見つけるためのコツ
①用途地域を確認する。
準工業地域や工業地域など工場が建築できるエリアで物件を探す
これは不動産屋的な助言になります。
簡単にいうと僕らが暮らしている土地は
「住居系」「商業系」「工業系」の3つに分かれています。
「住所系」にある物件で工場を運営したら、クレームが出る可能性は大です。
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【重要】用途地域を確認しよう。(倉庫や工場を探す時のポイント)
②グーグル検索を活用する。
グーグルで住所を検索してください。
ストリートビューで周辺環境を確認
これは当たり前になってきてると思いますが
住所を検索することで前の入居者の情報がでてくるケースもあります。
業務内容が同業他社だったら、使える物件の可能性があるということも。
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