「安いと思ったら、契約期間が1年」
だって1年間限定ですからね。
その理由は定期借家の物件だから。
今回は、定期借家契約についてです。
定期借家契約のメリットはある?
以前にも定期借家契約については書いています。
こちらの記事もご覧ください。
定期借家契約の倉庫や工場物件が増えている。
簡単に言ってしまえば、借り主にとったら更新ができない契約形態なので、借り主さんにとってはメリットはあまり感じられないと思います。
しかし、そんな定期借家ですが、借主にとっても有利な契約になる可能性もあります。
家賃が安く設定されている場合がある
期間限定の契約であるため、家賃が比較的安く設定されていることがあります。
はじめは安い場所。ステップアップで考えている方にはいいのかもしれませんね。
短期借りができる。期間限定で借りられる
建て替えで一時的に引っ越し先を探している方にとったら、狙い目ですね。
倉庫や工場の建物は築年数が経ったものが多く、特に都内では定期借家契約の物件が少しずつ増えています。
定期借家契約は、貸主にとってのリスクが回避できる有効な契約です。
借主は「この物件は再契約を前提としているか」をチェックしてみてください。契約終了後は貸主の都合で決まってしまうのですが、いい入居さんだったら「また契約するつもりがある」ということです。
建物が古かろうが東京23区では「再契約を前提としている定期借家契約」の物件もあります。
定期借家契約だからということで断念をせずに、不動産さんによくよく話を聞いてみましょうね。
池田でした。