今日は敷金についてのお話。
引越しが決まって退去の連絡の時にでてくるのが
賃貸の部屋の敷金返却の話です。
敷金は「戻ってくるお金」
多くの賃貸物件の初期費用として『敷金』は含まれるお金。
礼金は戻ってきませんが、敷金は、大家さんに預けるお金で滞納した時の担保。
家賃の滞納がなければ、原則、退去時には「全額返還される」お金です。
敷金のトラブルでよくあるのがアパートの退去時、
通常どおりに使用しておいたのに
ハウスクリーニング代と畳表替え費用を請求された。
というような話。
何となく不動産屋の言いなりになっている人もいるかと思います。
「自然消耗」は大家さん負担
「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」を見てみると
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/tintai/310-4-jyuutaku.htm
日照などでクロスの変色した時→大家負担
画鋲やピン等の穴→大家負担
明らかな過失や故意による故障・傷は借り主の負担ですが
「自然消耗」は大家さん負担がルールになっています。
今回は居住用 お部屋の賃貸に関してでしたが
事業用 事務所や店舗 倉庫などの不動産は考え方が違います。
そちらは過去の記事からどうぞ。
原状回復の基本的ルール 居住用と事業用での違い
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