『どうしたら物件を借りれますか?』という質問をされる方結構いらっしゃします。
初めて物件を借りる方は、当然の疑問。久々に物件を借りる方は忘れているかもしれません。今回は倉庫や工場などの物件で法人が賃貸するケースに焦点をあてて、審査にあたってどんな書類が必要なのかをご説明したいと思います。
賃貸保証会社の審査
家賃保証会社は借主が家賃を延滞したとき貸主に対して立替え払いをしてくれる会社です。家賃保証会社の記事は過去にも記載してますので、ご覧頂ければと思います。
1.【図解あり】事業用不動産においての賃貸保証会社
2.管理会社の質の低下 保証会社のデメリットを理解してますか?
賃貸保証会社の審査が当たり前になっているのが現状です。借りる方にとったら、メリットは低いですが、せっかく良い物件を見つけても、審査に通らなければ元も子もありません。賃貸保証会社の審査はこれから説明する書類が必須となります。
審査で求められる書類
商業登記簿謄本 必要度 ★★★★★
無審査で家賃を保証してくれるわけではありません。まずは身分証明が必要です。個人であれば運転免許証やパスポートになります。会社であれば商業登記簿謄本になります。たまに1年前に取得したものを提出される方がいますが、NGです。最低でも申込日から3ヶ月以内のものが必要になります
どんな審査でも、どこの保証会社でもぜったい必要な書類になります。
決算報告書 必要度 ★★★★
きちんと賃料を支払えるかどうかを判断するためのもの。決算書といっても枚数が多くあります。以下の3つの項目の提出
①貸借対照表・②損益計算書・③販売費及び一般管理費の計算内訳
多くの保証会社が2~3期分の提出を求めます。
提出が必要ないケースは誰もが知っている上場企業ぐらい。8~9割は提出を求められます。
連帯保証人=代表者の身分証明 必要度 ★★★★
倉庫や工場などの事業用の不動産の場合は、会社の代表者の身分証明を求められます。具体的には言えば、運転免許証や健康保険証などのコピーになります。
あったほうが良い審査書類
会社案内(会社ホームページ) 必要度 ★★★
賃貸保証会社は原則数字しかみません。しかし、オーナーさんなどは『どんな会社なのか?』『物件でどんなことするの?』ということは気になります。数字以外でもオーナーさんを納得させる資料としては大事な書類になると思います。
事業計画書 必要度 ★★★
会社を立ち上げてから間もない会社、設立1年未満で決算をむかえていない会社は、ほぼ確実に提出を求められます。やはり信用力がないので貸してくれないケースもあります。事業計画書よりかは保証人の能力だったりを重視することが現実には多いかと思います。
審査の書類を提出をして審査が始まります。この書類の提出を出すのが早いか遅いかで、不動産屋は本気度を見ています。たまに決算書の提出を拒否する方もいますが、そんな方は物件はまず借りれません。いい物件が見つかったらまずは必要書類を揃えることから始まります。
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