オーナー様が事業で工場をご使用されていた

両親から事業を引き継がれてご本人は２代目。

息子さんに事業を引き継ぐことはない。

そのようになれば、使っていた工場を利用しなくなります。

『誰かに貸し出したい』『いくらで貸し出せるのか？』

という疑問がでてきます。

ご本人はご年配ですので、インターネットを利用することはないのですが、

息子さんがインターネットで

弊社のことを調べていただき、問い合わせを頂いたという経緯になります。

　　　

いくらで貸し出せるのか？

一番気になるところは『いくらで貸し出せるのか？』

弊社に問い合わせを頂き、現地を確認させていただきました。

現地調査をして下記の３つのポイントがでてきました。

　　　

　　　
①駅から徒歩圏内の立地


ここ近年は駅からの距離を重要視するテナントさんが増えてきてます。

本来、工場や倉庫は車で搬入出するので、昔は民家が少ない場所にあるのが多数。
※現在では住宅も混在しているケースがほとんど。

昔は駅からの距離を重要視していなかったのですが

現在は倉庫、工場の使用用途が多岐に渡っていることから

駅の距離が借りてのポイントになってきています。

例えば、スポーツ施設や商業施設に転用するケースもあります。

倉庫や工場に人を集めるとなると駅からの距離はポイントになりますね。

　　　

　　　
②周辺に倉庫・工場物件が多く存在する準工業地域


準工業地域の説明はここでは、割愛しますが

簡単に言うと、倉庫や工場に加えて

マンション・店舗・飲食店・事務所・オフィスビルなど

何でもありの地域というふうに認識できます。

住居地域に倉庫や工場をみることができますが、

住居系の地域ですと、騒音や匂いなどを気にしなければなりません

準工業地域ですと、倉庫や工場が隣接しているケースもあり、

借り手の不安要素を解決してくれるケースもあります。

　　　

　　　
③天井高8ｍあり、使い勝手がいい！


この物件の一番のセールスポイント

天井が高いということ。

天井が高ければ、幅広い業種を呼び込むことが可能になります。

倉庫利用でしたら、パレットで荷物を積むことが可能です。

そして天井が高すぎたら低くはできますが、逆は不可能です。

冷暖房費を節約したいので、むしろ天井は低いほうがいい場合は

造作してしまえばいいわけです。

　　　

　　　
以上のように主な3つのセールスポイントがありました。

少し築年数は経っていましたが、

相場より少し高めの賃料で募集をスタートしました。

予想した通り、多くの反響をいただくことができました。

１週間で受付をストップ　

５件のテナントさんに内見していただき、借りてを選ぶことができました。

　　　

【重要】情報拡散とセールスポイント

今回の事例ですが、

オーナー様から募集の依頼を頂き、契約・入居までのスピードは約3週間でした。

そして募集で利用した媒体は3つ

不動産業者間でのレインズ

アットホームなどの不動産ポータルサイト

弊社運営の『貸倉庫東京R』

３つともインターネット媒体です。

今回の物件はどんな不動産会社に依頼しても比較的簡単に成約ができる物件です。

しかし、多くの不動産会社は情報を段階的に公開していきます。

まずは1周間目はアットホームだけ。

それでも決まらなければ、レインズに公開する。

そんなやり方では情報は拡散できません。

オーナーさんの『早く借りてを見つけたい』という要望に答えることができません。

使える媒体は全部使わないと、早期契約は難しくなります。

また情報拡散と合わせて、ポイントになるのが

セールスポイントが伝わる『募集図面』です。

この募集図面を外注でなく、自分たちで作成できるのが弊社の強みなのかと思います。

　　　

　　　
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